08
3月
目指せ一人前!~新人きこりの挑戦 第2弾~③
2021年11月から私たちの仲間入りをした新人きこり・カーク。
仲間入りする季節が違えば、最初の仕事の内容も大きく変わるのが山の仕事。
第1弾では触れられなかった活動も紹介しながら、新人きこりが一人前になるまでの道をゆる~くお伝えしていく第2弾、3回目です!
なんだかんだこのブログを更新していない間に3カ月を過ぎ、研修期間が終了しました。
・・・もうしっかり山に入ってバリバリ木を倒しているかと思いきや・・・。
宮城県は東北でも比較的雪の少ない太平洋側とはいえ、大崎市鳴子温泉地区は山形県や秋田県との県境に位置する場所。雪は多いです。
↑年末からずーっとこんな景色です。
カークは除雪車に乗ってサスティナヴィレッジ敷地内の除雪作業を行っています。(雪が多い時だけです。毎日やってくれてもいいけど。)
もともと宮城県出身のカーク。雪が全く降らない場所で育ったわけではないけれど、さすがに、こんなに雪深いところで生活するのは初めて。もちろん、除雪車を動かすのも初めての経験です。
朝早く起きて、周辺の除雪を試みるも、何度もダメ出しを食らう日々(笑)。
停めてある車が出られないような場所に雪をどかしてみたり、見通しが悪くなる場所に雪を盛ってみたり、全然平らな路面にできずに地面が大きく波打ってみたり・・・。
17
9月
こけしの森 植樹祭を実施しました
9月11日(土)、エコラの森にてこけしの森 植樹祭を開催しました。
この植樹祭は、セブンイレブン記念財団さんによる宮城セブンの森活動と、
大崎市鳴子の桜井こけし店さん、鳴子温泉もりたびの会さんのこけしの森活動、
そして私たちNPOしんりんの山への恩返しの活動が一緒になって開催したものです。
地球温暖化防止と生物多様性の維持・保全のために森林を守りたいという思い、
先人たちが残してくれたこけしを次世代につなぎたいという願い、
森からの恵みによって豊かな暮らしができることに感謝を伝えたいという気持ちが重なり、今年もエコラの森にミズキの苗を植樹することができました。
今年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が宮城県内にも発令され、当日は残念ながら関係者のみでの実施となりましたが、天候にも恵まれ、いつもは植樹指導と活動を見守る側になることが多い私たちも、一緒に植樹ができたのは貴重な機会となりました。
来年はぜひたくさんの方と一緒に植樹ができることを願っています。
02
9月
いつかは自分で1本の木を~新人木こりの挑戦②~
今年8月から仲間に加わった新人きこり・タッカ。
林業未経験から一人前の木こりになるまでをゆる~くお伝えしていく第2回目。
現代の木こりさんが、いったいどんな仕事をしているのかの紹介も交えつつお伝えしていきます。
では、早速ですがこちらの写真をご覧ください。
この写真は8月の末頃。
タッカが木こりというお仕事を始めてからだいたい3週間が経過しました。
どこにいるかわかりますか?
この日は草刈りの真っ最中。
前回のブログでも草刈りしかしていないような印象でしたが、この季節は草刈りのハイシーズンです。
特にこの日は、9月上旬に行われる植樹祭に向けて、植樹予定地の草を刈る作業をしていました。
写真の左側がまだ草刈りが終わっていないところ。右側が終わっているところです。
ところどころに立っている白い棒のようなものは植樹した時に使うシェルター。
17
8月
こけしの森の植樹祭に関するおしらせ
第3回 こけしの森の植樹祭は新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言発令により、関係者のみでの実施となりました。
こんな時だからこそ、自然に触れたいと思ってくださった方々と一緒に、植樹活動が行えることを、私たちも楽しみにしておりましたが、開催することがかなわずとても残念です。
いつもは参加された方の植樹の補助を行っていた私たちですが、今年は私たちも黙々とミズキの苗木を植えたいと思います!
来年、エコラの森でお会いしましょう!
12
8月
いつかは自分で1本の木を~新人きこりの挑戦①~
2021年8月から、新人きこりさんが仲間に加わりました!
林業未経験から一人前の木こりになるまでをゆる~くお伝えしていきます。
童話の中の存在のように感じてしまう「木こり」という仕事。
現代の木こりさんが、いったいどんな仕事をしているのか、少しでも知ってもらえたらうれしいです!
…ということで、今回は新人さんの紹介です。
愛称:タッカ
林業:未経験(ただし、親の手伝いでチェーンソーを使ったことはありました)
出身:生まれも育ちも宮城県栗原市(今も栗原市在住)
この写真はNPOしんりんでの勤務をスタートさせてから3日目のものです。
お仕事を始めてからの3日間はだいたいこんな感じ。
初日:下草刈り