森林整備事業

エコラの森

宮城県大崎市鳴子温泉にある「エコラの森」を中心に、森林整備を行っています。大型機械は使わず、森への負担を極力軽減した自伐林業スタイルで、持続可能な森づくりを目指しています。

活動の拠点となっている「エコラの森」は、かつてリゾート開発が計画されていた場所。
リゾート計画が失敗した時、その負債を補うために森の木々は乱伐され、その後も、適正に管理されることがないまま荒廃が進んでいました。
約260haある森の中には、皆伐されて植林が必要な場所、細い木ばかりが乱立し間伐が必要になっている場所、度重なる豪雨によって土砂崩れが起きているところなど、森林整備が必要な場所ばかりです。

私たちはこの森をかつての美しい森へと再生し、また100年後、200年後の未来に残していけるよう、森林経営計画に基づいて、植林や下刈り、間伐作業などを行っています。


危険木・支障木の撤去

エコラの森以外での活動として、倒木の危険があり、それによって家や設備、人の命を害する恐れのある危険な木や、歩道や車道に張り出して通行に支障をきたしている木などの撤去作業も行っています。
建物のそばや、木が大きくなって電線に届いてしまった場所など、大きな機械を入れて作業することが難しい場所では、木に登って安全に撤去作業を行う特殊伐採も行っています。