春の活動報告~その壱~

みなさん、こんにちは!

数年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク。観光地ではコロナ前ほどとは言わなくても昨年・一昨年に比べて人出が大きく回復したというニュースが多く聞かれますね。

私たちの森はかつて観光地になろうとしたところ。今はまだ、手入れは必要な部分が多く残っている場所ですが、そんな森にも今年はたくさんの人が来てくれました。

観光ではなく「植樹」という、より未来を見据えた活動で・・・!

ということで、2022年の春の植樹活動を今回から数回にわけてご報告いたします!


今年最初の植樹活動は3月中旬。

今年からCSR活動の一環として、エコラの森の再生に関わってくださることになった、メットライフ生命の方々です。

今年はエコラの森になんと1000本の植樹を目指し、全4回の活動を予定しています。

その先駆けとして社長さん自らが記念すべき1本目の植樹をしたい、ということでまだ雪の残るエコラの森で植樹を行いました。

1本1本丁寧に植樹をしていきます。
周りにはまだ雪が残っているところでの作業です。

その約1か月後。

4月15日にはメットライフ生命の社員さん約20名での1回目の植樹活動。

3月中旬にあった地震の影響で、首都圏からの参加はかないませんでしたが、もともと仙台を拠点にお仕事をされている方々が来て250本を植樹。

当日は雨が降ってしまい、植樹は概ね終了できたものの、シェルターは3分の1ほどかけた状態で終了。

でも、植樹地に立派な看板も設置しました!

看板設置作業中。硬い地面は掘った穴をうめるのも大変。
(あらかじめ重機で掘った穴に看板を建てていただきました。)
実際の植樹活動の様子。果敢に斜面から攻める班もいました。

そして、間に2つの別の植樹イベントをはさんで4月の最終週、メットライフさん2回目の植樹活動。

前回とは打って変わってすごく天気がいい!

止まっていた新幹線も復旧したことから、今回は首都圏からも10名ほど参加されました。

仙台圏の社員さんと合わせて全30名。3分の1が女性参加者でしたが、みんなとってもパワフル!

前回植えた木と木の間に、今回も250本。
※間に植えていくのは、樹種が偏らないようにするためです。

シェルターもしっかりかけて、活動終了。

午前9:00~午後3:00まで、終始 明るい笑い声が絶えない活動になりました。

斜面は登るのが大変だけど掘りやすい。平地は登らなくていいけど掘りにくい。
それに気が付いたみなさん、わりと積極的に斜面を登っています。
午後はみんなでシェルターかけ作業。もう一度斜面にも登ります。
ほぼ作業が終わったところ。圧巻!

実は、メットライフ生命の皆さんは、東日本大震災の津波で失われた防災林の植樹を行ったことはあるそうです。
なので、今回の植樹活動もある程度のイメージをもって参加された方が多くいました。

でも、津波で被害を受けた場所とエコラの森では、地形も土の質もまるで違います。

皆さん、地中にはびこる草の根と、壁のように見える斜面に翻弄されながらの植樹になりました。

「植樹活動ナメてたわ~」
なんて声も、毎回どこからか聞こえてくるような、にぎやかな植樹活動になりました。

みなさん、おつかれさまでした!
今年の目標1000本まで、残り500本! また秋の鳴子でお待ちしています!


次回のブログでは、今回の1回目と2回目の間にあった2つの植樹活動をご紹介します!