こんにちは!!
春の活動報告から、ブログはご無沙汰しておりましたが、みなさんお元気でしたか?
今年は、鳴子の夏は暑かったものの、涼しくなるのもかなり早く、10月になった今、既にストーブが稼働中です。
さて、そんな短くも厳しい暑さの夏、私たちは変わらずにしんりん整備と草刈り、そして薪づくりに追われていました。
(薪はボイラーで使用するため、夏場でも需要があります。)
まず、草刈りハイシーズンの幕開けともなる6月某日。
宮城県東松島市にある「NTT東日本 みやぎの森」にて草刈り活動に行ってきました。
5月に更新したブログ「春の活動報告~その弐~」でクロマツを補植した場所など、2か所に分かれての草刈り作業。
同じ東松島市、同じ海岸なのに草の種類が全然違う2か所。
浜市地区ではだんだん大きくなってきた苗に絡みつくツル性の草に悩まされました。
ツル性の草はムリに引きはがさず(ムリに取ろうとすると木の芽も落ちてしまう可能性があります)、根元に近い部分を切ってあげればいずれ枯れて落ちることなどをお伝えしながら作業を進めていきます。
一方、矢本地区はまっすぐ背丈が伸びる草。こちらは春に補植したばかりの小さい苗もあるので、背の高い草に光をさえぎられてしまわないよう、このタイミングでの草刈りはとても大事です。
そんな6月がすぎ、7月も半ばに差し掛かった頃、宮城県に豪雨が!!!
6月末にも線状降水帯が発生し、エコラの森周辺の道路がくずれる被害があったところに、ものすごい雨。ずーっと雨。
普段、少しくらいの雨であれば何らかの作業をしている私たちですが、この時ばかりは作業も休み。 エコラの森はまだまだこの雨量に耐えられるほど健全な森になっていないところも多いので、安全第一です。
そして、やはり・・・。
4月に植樹したばかりのこけしの森が!!!
そして私たちが作業の時に使っていた橋が!!!!
見事に崩れ、流され、いつもの道の上が川になり、倒れて道をふさいでしまった木を撤去するために結局チェーンソーを持ち出さなくてはならない事態に。
幸い、NPOしんりんでは、人的な被害も設備・機械的な被害もありませんでしたが、せっかく植樹した苗が根こそぎ持って行かれてしまうのは、やっぱり悲しい。
その後安全が確認されてから復旧作業を進め、8月には子どもたちがキャンプに来ることができるまでになりましたが、崩れた辺りの苗は、また来春植えなおしです。
そうこうしているうちに9月になり、今年度2回目のセブンの森活動が行われました。
昨年まではこの時期に植樹を行っていた宮城セブンの森活動ですが、今年は4月に植樹を済ませ、今回は下草刈り活動です。
7月の豪雨にも負けずに残った苗を1本でも多く丈夫に活かすため、からみつく草たちを手鎌で払っていきました。
「草刈り」と聞くと、お庭の重労働のイメージがありますが、参加された方はみんな楽しそうで、草と一緒に悩み事も断ち切ったような表情でお帰りになったのがとても印象的でした!
今年も気が付いたらもう10月。
昨年はこの時期以降、植樹活動はありませんでしたが、今年はあと数回植樹活動が予定されています。
次回のブログでは、今年4月に植樹をした場所の半年間の様子を簡単にお伝えする予定です。