いつかは自分で1本の木を~新人きこりの挑戦①~

2021年8月から、新人きこりさんが仲間に加わりました!

林業未経験から一人前の木こりになるまでをゆる~くお伝えしていきます。

童話の中の存在のように感じてしまう「木こり」という仕事。

現代の木こりさんが、いったいどんな仕事をしているのか、少しでも知ってもらえたらうれしいです!

…ということで、今回は新人さんの紹介です。

愛称:タッカ

林業:未経験(ただし、親の手伝いでチェーンソーを使ったことはありました)

出身:生まれも育ちも宮城県栗原市(今も栗原市在住)

この写真はNPOしんりんでの勤務をスタートさせてから3日目のものです。

お仕事を始めてからの3日間はだいたいこんな感じ。

初日:下草刈り

2日目:苗木の周りの草刈り

3日目:薪ステーションにて薪づくり

木こりなのに木を伐っていないじゃないか! と思いましたか?

そう、実は木を伐るだけが木こりの仕事ではありません。もちろんそれを専門にしている木こりさんもいるとは思いますが、NPOしんりんでは草刈りも重要なお仕事です。

お仕事をスタートする前に、林業技術の研修を受けてきたというタッカですが、薪づくりなどはもちろん初めての経験。

機械の使い方はもちろん、先輩が動かす重機がどこにどう向かいたいのかも、一つ一つ教えてもらいながらの作業です。


↑重機を使い終わった後の記録表の書き方を教わっています。

↑この日の空はこんなに美しかったのですが…たぶん見えていませんね。必死です(笑)。

タッカが仲間入りしたのは、8月の本当に暑い時。

連日30度を超え、毎日熱中症注意情報が出されるような天気。

寒いよりは暑い方が得意というタッカも、慣れない職場でこの気温にはちょっと参っている様子。

注:正直に言うと、慣れた職場であってもこの気温は酷です。

学生時代は一応運動部に所属していたものの、運動はあまり得意な方ではなかったというタッカ。

一日の最後には、歩き方もガタガタになってしまいました。

木こりになってみて、やりたいことは

「いつか自分で1本の木を伐採すること」

その日が来るまで、応援よろしくお願いします!

次回はタッカが木こりになろうと思ったきっかけなども紹介していきます。