春の植樹イベントの様子をお伝えする活動レポート第2弾!
前回は、初めてエコラの森で植樹活動をされたみなさんの様子をお伝えしましたが、第2弾では私たちと長く活動を続けてくださっている方々の植樹活動をお伝えします。
4月17日、この日の植樹場所はエコラの森ではなく東松島市!
NTTさんによる矢本地区の海岸防災林再生プロジェクトのお手伝いです。
このプロジェクトはもう5年以上続いているもので、植樹活動だけでなく草刈りなどもボランティアのみなさんと一緒に行うことで、東日本大震災の津波で失われた防災林の再生を目指しているものです。
東日本大震災から10年以上経って、市街地の復旧・復興が進んだ沿岸部ですが、防災林はというと…。
木々の成長はとてもゆっくりです。防災林の再生にはまだまだ長い時間が必要です。
加えて今回活動を行った場所は水はけに問題があり、せっかく植えた苗が根腐れしてしまった場所です。
私たちは活動の前日から現地に行き、水はけを改善したうえで植樹活動の準備をしました。 (詳しい内容は第3弾でお伝えします)
当日は雲ひとつない青空!
ボランティアの皆さんと、根腐れして枯れた苗を取り除き、新しい苗を植えていきます。
NTTさんとは福島や気仙沼などでも防災林再生プロジェクトを一緒に行っています。 ボランティアのみなさんと作業をすると、いろんな質問をいただいて、私たちも「植えて終わり」ではない植樹活動・防災林再生(森林再生)活動の大切さをお伝えできる機会にもなって、とてもいい時間を過ごすことができました!
そしてその週の土曜日(4月23日)は、本拠地エコラの森で宮城セブンの森活動!
こちらは全国のセブンイレブンの店頭に置いてある募金箱に寄せられた募金をもとに行っている活動です。
昨年までは9月に行っていた植樹活動ですが、秋に植えるよりも苗の活着率がいいということで、今年から4月実施に変更して開催しました。
宮城セブンの森活動で植えるのはもちろん、鳴子こけしの材料になるミズキ!
※春の植樹へと時期を変更したのは、植える苗がミズキだから、という点も少なからずあります。
しかも今年は昨年の倍の本数。
昨年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出されたために、関係者のみで黙々と植樹を行いましたが、今年もそうなるなら、植樹の指導などが必要ないぶん2倍は植えられるだろうという計算です。
実際、3月末から4月中旬にかけての感染状況はとても不安定だったため、しんりんでは一般の方から参加を募ることはできませんでした。
しかし!!
ずっとこの活動に参加されてきたセブンイレブンのオーナーさんたちの中には、活動が再開される日を心待ちにしていた方も多く、当日は県内のみならず、東北各地からオーナーさんたちがエコラの森に集結しました。
もちろん、地元からは鳴子温泉もりたびの会と桜井こけし店のみなさんにも協力していただき、昨年、黙々とこなした植樹とは打って変わって賑やかな雰囲気。
この日は朝から小雨が続き、途中雨脚が強まった時間もありましたが、無事に100本植えることができました!
さて、2回にわたって紹介してきた植樹活動。
本拠地エコラの森で行ったものから、出張したものまで植える樹種も様々でしたが、次回のブログではその植樹活動の準備の様子などをお伝えしていきます!