森林整備事業

山を元気にする森林整備を行っています。

エコラの森

宮城県大崎市内の”エコラの森”を中心に森林整備作業を行っています。大型機械を使わず小型バッックフォーと林内作業車で森林への負荷をかけない土佐の森方式の自伐林業スタイルで持続可能な森づくりをしながら整備をしています。

エコラの森は約30年前にリゾート開発が失敗した後、乱伐され放置された荒廃した約260haの森です。皆伐されて植林が必要な場所、細い木ばかりで間伐が必要な場所、森林整備が必要な場所ばかりです。ここではキコリ講座を修了してきこりとなったスタッフが中心となって森林整備作業を行っています。

2013年に宮城県大崎市よりエコラの森全体での「森林経営計画」が認定されました。NPO法人ながら林業事業体として計画的に植林・下刈り・間伐を進めていきます。

エコラの森間伐

森林整備の受託

小さい裏山を整備して欲しい、丁寧に間伐をして欲しい、など、高齢化や人手不足で管理が行き届かない個人所有の山の整備も承っています。

造成作業

ボランティア活動の受け入れ

森林を大事に思って何とか力になりたいと思って下さる方にボランティアとして森林整備作業のお手伝いを頂いています。

キコリ講座を修了した方達はチェーンソー片手にきこり祭には”きこり”となって森林整備に駆けつけて下さいます。特別な技術がなくても春と秋の植林や皮むき間伐では大勢の方達のボランティアの力をお貸りしています。

2013年の5月の植林では約50名のボランティアが植えるコツをすぐに覚えて、あっという間に植林をして下さいました。新緑の木の根が水をたくさん吸い上げる時期に皮むきを行いました。皮をむかれると木は水分を吸い上げられなくなり立ち枯れ状態になり、数ヶ月後には軽くて乾燥の必要がない木材として伐採出来ます。根元に切り込みを入れて皮をはいで、お子さんも大活躍でした。

皆様の力をお借りしながら、少しずつ少しずつエコラの森を美しく甦らせていきます。

植林20130523植林20130527植林20130537ボランティア皮むき間伐やり方皮むき間伐2皮むき間伐済