2021年8月に新人きこりさんが増えたばかりですが、その3か月後の11月、さらにもう一人、新しいきこりさんが仲間入りしました!
仲間入りする季節が違えば、最初の仕事の内容も大きく変わるのが山の仕事。
第2弾では第1弾でお伝え出来なかった活動を通して、新人きこりさんが一人前になるまでの道をゆる~くお伝えしていきますね♪
・・・ということで、早速新しいきこりさんの紹介から。
愛称:カーク(なぜか外国名前ですが、実際は日本人です。)
林業:未経験
出身:宮城県仙台市(今は私たちの活動場所にほど近いところに引越済)
この写真は、しんりんでの勤務をスタートさせて3日目の写真です。
何をしているかというと、この日は「みちのく薪びと祭り」というイベントがありまして、カークは先輩きこりと一緒にイベントに参加していました。
(みちのく薪びと祭りは、東北で薪を仕事にしている人たちが集まって、現地見学や意見交換などを行うシンポジウムのようなイベントです。)
3日目とあって、全然仕事を覚えるに至らないままのイベント参加。でも、このオレンジを着るとしっかり薪びとに見えるから面白いです。
この日は県外からの参加者と一緒に森づくりやエネルギーの話を聞き、見学も行いました。
仕事を始める前に、チェーンソーや刈り払い機、重機の扱いなど、一通り学んできたというカーク。
きこりになったら、すぐに毎日山に入るものだと思っていたそうです。
ですが、実際は・・・草刈り(定番)、イベント準備・出席、キャンプ場の解体の手伝いなど、予想外の仕事がたくさん。(注:キャンプ場の解体の手伝いは、NPO法人しんりんならではだと思います。)
私たちはただ山に入って木を伐ることだけを仕事にしているわけではないので、地域とのつながりなども一緒に学んでいかなければなりません。
今のところ、予想外の仕事が多くなっているカークですが、実はイベントごとはあまり苦手ではなさそうです。
仕事がはじまってから10日後に行われた地元幼稚園から園児がやってきての伐採見学ツアーでは、子どもたちの安全管理を任され、たくさんの子どもたちとお話していました。
もともと釣りが好きで、学生の頃は射撃などもやっていたというカーク。
一応どちらもアウトドアの活動とはいえ、あまり体力に自信はないそうです。
そんなカークの目標は、「一人前のきこりになること!」
一人前とは・・・機械のメンテナンスや使い方を人に教えられて、森づくりに関しても豊富な知識があって、林道づくりも含めた山の管理をしっかりできるようになること。(本人談)
大きな目標に向かって、これからたくさん勉強していく毎日が続いていきます!